学名のchamomillaは、小さなリンゴを意味します。ハーブティーで飲むと、精油のカモミールローマンのような、フルーティーでリンゴのような香りがしますが、エッセンシャルオイルはグリーン調の香りになります。精油に含まれる抗炎症作用をもたらすアズレンという物質がきれいな青をつくり、化粧品やヘアケア、香水などに広く使われてきました。

German Chamomile
学名 Matricaria recutita
Matricaria chamomilla
科名 キク科
抽出部位 花
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドルノート
原産国　ハンガリー
注意事項 妊娠中は避ける、刺激強、キク科アレルギー注意
香り 【フローラル系】甘さと干草が混ざったような香り
主な成分 【セスキテルペンオキサイド類】ビサボロールオキサイドA(57%)、カマズレン、cis-t-ディサイクロエーテル、ビサボロールオキサイドB、
ブレンド相性　イランイラン、ローズマリー、ゼラニウム、ベルガモット、マジョラム、ラベンダー、レモン、ローズ


嫌悪感、不安と言った気持ちを緩和させ、安定を促す。ジャーマンカモミールのほうがより女性の体と心に働きかけるともいわれています。


古くから月経に関わる不調に使われてきました。月経痛や月経前症候群に効果的と言われています。消化器系の不調や、炎症を抑える作用もあります。



炎症を鎮める作用やかゆみを抑える作用があります。ニキビ、火傷、皮膚炎などを緩和させてくれます。比較的、敏感肌の人にも使いやすい精油と言われています。